以下は、小学低学年×約20人で回せる「水の呼吸(安全版:ポーズ&ステップ)」の型5個に絞った台本です。
(前提:接触なし/攻撃動作なし/ぶつからない距離=腕1本)
① 公園(約20人)版:広めに動ける(所要10〜15分)
ねらい
合図で動く→止まる、リズム、空間認知(ぶつからない)
隊形
- 先生は中央、子どもは大きい円(半径2〜3m目安)
- 子ども同士は腕1本+手のひら1枚あける合図:「せーの、ひらひら(手を振って)当たらない距離!」
0:00-1:00 導入(先生セリフ)
「今日は“水の呼吸ごっこ”。でもたたかない・つかない・おさない。型は“かっこいい動き”ね。
合図はこれ!先生が**『凪(なぎ)!』って言ったら、だれでもピタッ**と止まる!」
(練習)「凪!」→止まれたら「OK!」
今日の5つ(公園)
- 壱ノ型 水面斬り(みなもぎり)
- 弐ノ型 水車(みずぐるま)
- 参ノ型 流流舞い(りゅうりゅうまい)
- 玖ノ型 水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)
- 拾ノ型 生生流転(せいせいるてん)
1:00-8:00 型の練習(各40〜60秒)
① 水面斬り(みなもぎり)
動き:その場で大きく一歩→胸の前で**合掌(手のひら合わせ)**→2秒フリーズ
ポイント:ひじは下げる/前に出すぎない
先生セリフ:「大きく一歩!水がピタッ!手は“おいのりポーズ”で止まる!」
② 水車(みずぐるま)
動き:その場でゆっくり1回転→止まる(腕は横に軽く)
ポイント:速く回らない/回数は1回だけ
先生セリフ:「ゆっくり1周。止まるところがいちばん大事!」
③ 流流舞い(りゅうりゅうまい)
動き:前へジグザグ3歩(右ななめ→左ななめ→右ななめ)→止まる
ポイント:歩幅は小さめ、前の子に近づきすぎない
先生セリフ:「水がくねくね!ジグザグ3歩でピタッ!」
④ 水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)
動き:その場で小さく足踏み10回→10で止まる
ポイント:ドタドタしない、上半身はまっすぐ
先生セリフ:「みんなで数えるよ!いーち、にー…じゅう!凪!」
⑤ 生生流転(せいせいるてん)
動き:自分の周りに半円を描くように3歩→正面で止まる
手:胸の前で「大きいボールを抱える丸」
ポイント:大きく回らず“ちいさい半円”でOK
先生セリフ:「半円で3歩。最後は正面、ピタッ!」
8:00-13:00 メイン遊び「型号令ゲーム(公園ダイナミック版)」
ルール:先生が型名をコール→全員その型。途中で「凪!」で完全停止。
進め方(台本)
- 「水面斬り!」(全員)
- 「流流舞い!」
- 「水車!」
- 「凪!!」(止まる)
- 「水流飛沫・乱、10まで!」(みんなで数える)
- 「生生流転!」
- 「凪!」
- 慣れたらテンポUP(ただし安全最優先)
難易度アップ(任意):
「先生が言った型を2個連続で覚えてやる」
例:「水面斬り→水車!」(1回だけ)
13:00-15:00 しめ
「いちばん“凪”が上手だったのはだれかな?今日は止まれるのが強い!おつかれさまでした。」
② 室内(約20畳・20名)版:省スペース(所要10〜12分)
ねらい
小さく正確に動く、静かに止まる、ぶつからない
隊形(重要)
- 4列×5人(または5列×4人)で整列
- 列と列の間は腕が当たらない幅
- その場から大きく移動しない(1歩まで)
0:00-1:00 導入(先生セリフ)
「室内だから“忍びモード”。足音小さく・大きく動かない。
合図の『凪!』で止まるよ。せーの…凪!」(練習)
今日の5つ(室内)
- 壱ノ型 水面斬り(みなもぎり)
- 肆ノ型 打ち潮(うちしお)
- 陸ノ型 ねじれ渦(ねじれうず)
- 漆ノ型 雫波紋突き(しずくはもんづき)(※指さしのみ)
- 捌ノ型 滝壺(たきつぼ)
1:00-7:00 型の練習(各40〜60秒)
① 水面斬り(みなもぎり)
動き:大きく一歩(ただし前の人に近づかない)→胸の前で合掌→止まる
先生セリフ:「前に“半歩〜1歩”だけ。手は胸、ピタッ!」
② 打ち潮(うちしお)
動き:前に2歩→後ろに2歩(歩幅は小)
※スペースが厳しければ「前1歩→後ろ1歩」に変更
手:前でスーッ→戻す
先生セリフ:「波がよせて、波がかえる。ドンじゃなく、スーッだよ。」
③ ねじれ渦(ねじれうず)
動き:足はそのまま、上半身だけ
右→まん中→左→まん中で止まる
手:胸の前で“ハンドル持ち”
先生セリフ:「足は石!からだだけ、ぐるん。まん中で凪!」
④ 雫波紋突き(しずくはもんづき)※安全版
動き:前に1歩→人さし指を立てて、目の前の空中へ「一点!」→止まる
注意:腕を伸ばし切らない/だれかを指でつつかない
先生セリフ:「つかないよ。『ここ!』って指さすだけ。いってん!」
⑤ 滝壺(たきつぼ)
動き:つま先立ち→ゆっくりしゃがむ→1秒止まる→ゆっくり立つ
先生セリフ:「しずかに落ちる滝。音を出さない“しのびしゃがみ”!」
7:00-11:00 メイン遊び「凪ストップ付き・型号令(室内静か版)」
ルール:先生の号令で型。途中で「凪!」。止まれない子も叱らずやり直し。
進行台本(例)
- 「水面斬り!」→「凪!」
- 「ねじれ渦!」→「凪!」
- 「打ち潮!」(小さく)→「凪!」
- 「雫波紋突き!…いってん!」→「凪!」
- 「滝壺!」(静かに)→「凪!」
- 余裕があれば「先生が2回続けて言う型を覚える」
例:「ねじれ渦→水面斬り!」
11:00-12:00 しめ
「室内なのに、みんな“凪”が上手だった!最後に水面斬りで終わり。…水面斬り!はい、凪!」
共有の準備物(あると便利)
- 型カード5枚(ふりがな+棒人間の絵)
- 床の目印テープ(室内:列の位置が固定できる)
もっと簡単アレンジ版
公園版5つ/室内版5つそれぞれについて、「1〜2動作+最後に止まる」に寄せた“さらに簡単”バリエーションを出します(全て非接触・走らない・凪で停止)。
公園(20人)版:さらに簡単バリエーション(5つ)
1) 壱ノ型 水面斬り(みなもぎり)
- 超かんたんA:半歩前 → 手を胸の前で合わせる → 2秒止まる
- 超かんたんB:その場で背すじピン → 手合わせ → 止まる
- 声かけ: 「半歩!おいのり!ピタ!」
2) 弐ノ型 水車(みずぐるま)
- 超かんたんA:ゆっくり半回転(180°) → 止まる
- 超かんたんB:かかとを軸に“ちょい回し”(90°) → 正面に戻って止まる
- 声かけ: 「ゆっくり…はんぶん!ピタ!」
3) 参ノ型 流流舞い(りゅうりゅうまい)
- 超かんたんA:右ななめに小さく1歩 → 左ななめに小さく1歩 → 止まる
- 超かんたんB:移動なしで 体を右にゆら→左にゆら → 止まる
- 声かけ: 「みぎ、ひだり、凪!」
4) 玖ノ型 水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)
- 超かんたんA:その場で足踏み5回 → 止まる
- 超かんたんB:手だけ小さくパタパタ5回(足は止める)→ 止まる
- 声かけ: 「1〜5!…凪!」
5) 拾ノ型 生生流転(せいせいるてん)
- 超かんたんA:その場で右ゆら→左ゆら(2回)→ 止まる
- 超かんたんB:足は石、手で胸の前に大きい丸(ボール) → 止まる
- 声かけ: 「ゆらゆら…ピタ!」
室内(20畳・20人)版:さらに簡単バリエーション(5つ)
1) 壱ノ型 水面斬り(みなもぎり)
- 超かんたんA:その場で足を交互にちょんちょん(2回) → 手合わせ → 止まる
- 超かんたんB:手合わせだけ → 止まる(移動ゼロ)
- 声かけ: 「ちょんちょん、おいのり、凪!」
2) 肆ノ型 打ち潮(うちしお)
- 超かんたんA:体だけ前にちょい→後ろにちょい → 止まる
- 超かんたんB:手だけ前へスー→胸に戻す → 止まる
- 声かけ: 「よせて〜、かえす〜、ピタ!」
3) 陸ノ型 ねじれ渦(ねじれうず)
- 超かんたんA:足はそのまま、上半身を右→まん中 → 止まる
- 超かんたんB:手を腰、首だけ右→まん中 → 止まる(最小)
- 声かけ: 「足は石!みぎ、まん中、凪!」
4) 漆ノ型 雫波紋突き(しずくはもんづき)※指さし安全版
- 超かんたんA:その場で人さし指を1本立てる → 目の前の空中を“ちょん” → 止まる
- 超かんたんB:指1本立てて“ここ!” → 止まる(突かない)
- 声かけ: 「いってん!ここ!凪!」
5) 捌ノ型 滝壺(たきつぼ)
- 超かんたんA:小さくしゃがむ → 1秒止まる → 立つ(つま先立ちは省略OK)
- 超かんたんB:ひざをちょい曲げ → 止まる(超省スペ)
- 声かけ: 「しずかに…ストン。ピタ!」
使い分けのコツ(共通)
- うまくいかない時は 「移動を消す」→「回数を減らす(2回 or 5回)」→「手だけにする」 の順で簡単にすると全員そろいます。
- 合図は統一:「型名!」→「凪!」 を必ずセット。
必要なら、今の10個を「難易度★1〜★3」で並べ替えて、当日の流れ(最初★1→慣れたら★2…)の短い進行台本にもして渡せます。どちら(公園/室内)を先にやる想定ですか?
